10/21bless4上野


昨日に引き続き、bless4のライブを見るために、上野の水上音楽堂に行って来ました。今回は、平和や人権を考えるイベントへの出演です。野外ステージに丸いドーム上の屋根が付いていて、外にもかなり大きな音が鳴り響く所でした。

b4は2組目に登場し、衣装は滋賀県や10月7日の聖蹟桜ヶ丘などの時と同じです。このイベントの司会の方が別の沖縄ミュージシャンから紹介されたことと、b4のお父様と同じ宮古島のご出身ということもあって、このイベントへのb4出演が急遽決まったそうです。「bless4」と紹介するところを、思わず「ブラザーズ・フォー」(60年代のアメリカのフォークグループ)と言い間違え、照れ笑いを浮かべていた姿が印象的でした。


曲目:
1.Larger Than Life
2.ガジュマルの下で
3.心の輝き 一人ひとりが大切な存在
4.Get Up


多分、先月18日の時と同じように、1の前にかなり激しいダンスがありました。また、昨日のライブでも気づいたことで、2コーラス目にカナサさんが「♪life〜」と伸ばす所が、アキノちゃんとアイキくんも加わったきれいな三声のハモリになっていました。

2では、カナサさんが「♪さよならの意味さえ〜」で手を振り、アキノちゃんが直後の「♪わからずに〜」で、人差し指を立てて左右に振るという仕草も見せてくれました。

そのあと、自己紹介になりました。アキノちゃんの「16歳」とアイキくんの「14歳」への会場の驚きの声を、久々に聞きました。

そして、3はこのイベントにふさわしい選曲でした。短い曲にこめられた、大きくて深い大切なメッセージを、改めて感じながら聴きました。途中、アカシさんのボイパ(ヴォイスパーカッション)も入り、いっそうノリが良かったです。

最初、司会の方のお話しでは3曲と聞いていたのでこれで終わりかと思ったら、4も歌ってくれました。アイキくんが、「大切なもののために闘うという感じの曲です。でも、殴り合いをするという意味ではないです」と曲の説明をしました。歌うたびに、歌いこなせて行っていると実感しました。

短い時間でしたが、充実した時をすごせました。b4とスタッフの皆さん、司会の方々をはじめご出演の皆さん、ありがとうございました。これからも、平和や人権についてより真剣に考え、自分に出来ることを見つけていきたいと思いました。


※ライブでトリを取った、沖縄出身のMarieさん率いるMarie's Bandの皆さんが、何と1曲目にレッド・ツェッペリンの「Whole Lotta Love(胸いっぱいの愛を)」を歌いました。このロック・クラシックとも言うべき名曲をパワフルな演奏で聴けて満足でした。ギターソロの部分を、2人のギタリストでそれぞれ交互に弾いたり、最後の「♪way down〜」の部分で、「Dazed And Confused(幻惑されて)」のギターソロを取り入れるというアレンジが斬新で、「やられた!」と思いました。次にエアロスミスの「Sweet Emotion」を歌い、これもヴォーカルとギターが絶品でした。オリジナル曲では、「♪Knock knock, Knockin' on your door」という歌詞の入っている曲を、両手をウェーブしてお客さんと一緒に歌い、盛り上がりました。「平和な中に音楽が鳴り響き、それで皆が幸せになれるんです」と言うMarieさんの言葉が印象的でした。残念ながら時間が無かったので、後ろ髪を引かれる思いで途中で帰りました。もし機会があれば、今度はゆっくり見たいと思いました。