12/1福井「あにぱ!」AKINO with bless4


今日、生まれて初めて福井県に行って来ました。bless4が「AKINO with bless4」名義で出演するアニメイベント「あにぱ!」を見るためです*1


新幹線で米原まで行き、そこから特急「しらさぎ」に乗り、ほぼ1時間で福井駅に着きました。着いたら、みぞれ交じりの雨が降っていました。開演まで時間があったので、戦国時代の名所旧跡をめぐりました*2


開演時間近くに、会場となる福井まちなか文化施設響のホールに着きました。2階を上がると受付があり、更に階段を上っていくとスタンディングのフロアーがありました。その上の座席部分で見ようと思いましたが、既に満席だったので立ち見スペースで見ました(多分、300人くらい入っていたと思います)。ちょうど最初のアーテストのライブが始まるところでした。


バンド演奏を含む6組のアーティストが出演し、いよいよbless4が登場しました。衣装は、11月10日の昭和女子大学の時とほぼ同じで、カナサさんとアキノ(AKINO)さんが黒に赤、アカシさんとアイキさんが黒の上下の衣装でした(詳細は、AKINO公式ブログ参照。また、ライブ後の様子はbless4公式ブログ参照)。


曲目(セットリスト)(bless4の部分のみ)


1.パラドキシカル Zoo
2.Go Tight!
3.Around & Around
4.マジンガーZ(オリジナル:水木一郎)(1コーラス)
5.CHA-LA HEAD-CHA-LA(チャラ・ヘッチャラ)(オリジナル:影山ヒロノブ)(1コーラス)
6.創聖のアクエリオン
7.月光シンフォニアAKINO & AIKI)
8.123
9.君の神話〜アクエリオン第二章(1コーラス)
10.夢つむぎ
(アンコール)
11.Genesis Of Aquarion
12.We Are bless4(「あに」「ぱ!」バージョン)


今回は、1と2が前回見たライブ(11月10日)と同じ曲順でしたが、やはり迫力満点でした。開演早々いきなりの熱いパフォーマンスに、お客さんも興奮気味に盛り上がりました。


自己紹介のあと、「アニサマ8月25日)やアニマックス(11月23日)以上の盛り上がりです。皆さんが自分たちのために拍手して下さい」と言い、割れんばかりの拍手が起こりました。3では、いつものようにサビの練習をしました。きちんと指示通りにやったお客さんに対して、アカシさんが「皆さん、とても情熱的でまるでスペイン人みたいです」と言い、会場は大爆笑でした。


それは終わると、会場に来る途中に乗ったタクシーの運転手さんに聞いたという福井方言を披露しようとしました。ところが、アカシさんが肝心の言葉を忘れてしまい、「せっかく覚えたのに、今踊りすぎて頭がパーになりました」と言い、また笑いが起きました。結局それは、「かたいけの〜(元気ですか〜)」という言葉だったと、会場のお客さんに教えてもらってわかりました。


次は、アニメカバーのコーナーです。一緒に仕事をすることが多い水木一郎さんの「ゼーット!」の叫び声は、アカシさんによると「聞くたびに耳が爆発しそう」だということです。そして、その水木さんの代表曲でもある4を歌いました。よく、アニメイベントの終わりのほうで、水木さんを初め出演者一同と共に歌ったところは見たことがありますが、bless4が単独で歌うのを聴くのは初めてで、貴重な体験です。歌い出しがカナサさんとアキノさんのハモリで始まり、最初はアイキさんが、次にアカシさんがパートを受け継ぎました。サビのハモリもさすがです!1コーラスなのがもったいないくらいでした。次の5は、2010年11月3日の「ANIMAX 2010」でも歌われました。カナサさんによると、アメリカにいた時に『ドラゴンボール』を見ていて、懐かしかったということでした。ノリも良く、お客さんと一体になったフリもキマりました。歌い終わった4人は、とても楽しそうでした。


6では、お客さんにタイトルを叫んでもらいました。音響さんの判断で、一度目はNGでしたが、二度目はOKでした。1コーラス目のサビでは、アキノさんは会場にマイクを向け、お客さんが「♪愛してる〜」と歌い、終始、盛り上がった1曲でした。


引き続き7のイントロが流れたものの、歌いだしのタイミングを失ったので、いったん曲を止めてアイキさんがMCを始めました。「きょうだいがいる人は、一緒にラブソングを歌うところを想像して下さい」と言うと、会場からどよめきが起き、大きく首を振って否定した女性のお客さんもいました。そして、雰囲気を出して練習しているところにアカシさんがうっかり入って来て気まずい雰囲気になったエピソードも紹介しました。
曲が始まると、アイキさんのパートが結構大き目に聴こえて来ました。CD発売当初は、アキノさんが優勢でアイキさんは一歩引いたような印象でしたが、歌いこむにつれて、自信も出て来たようです。ただ、珍しくアキノさんが歌詞を間違えて、終わった後にアカシさんにからかわれていました。

そのアカシさんも、今日はMCで結構カミカミ(とちる)でした。客席の女性がそのアカシ産に対して「かわいい〜」と声をかけると、アカシさんはおどけて「じゃあ、これからずっとかもうかな」と言うと、アイキさんとカナサさんが「ダメですよ〜、図に乗るから」と笑ってたしなめました。


8の前では、またサビの練習をしました。ところが、アカシさんがやり方を説明する前にお客さんに手を上げてもらわなかったのにもかかわらず、「ほら、ぼっ〜としていないで手を上げて下さい」とお客さんに言うと、アイキさんが「そんなに(お客さんを)いじめなくてもいいでしょう(笑)」とツッコミを入れました。この曲でも、練習をきちんとしたお客さんに対して、アカシさんが「優秀ですね〜」とほめていました。本番でも、多くのお客さんがジャンプして、大変盛り上がりました。


引き続き9のイントロが流れ、アキノさんが大急ぎで「皆さんのおかげで、オリコン3位になりました〜!」と言うと、会場から歓声が起きました。1コーラスだけでしたが、こちらも大いに盛り上がりました。


ここでカナサさんがMCを担当し、まずツイッターのアカウント(bless4_AKAA)が、自分だけイニシャルが「K」で仲間外れではあるけれど、その代わり特別なパワーを持っているのだと、胸を張って言いました。そして、来年10周年を記念して、5月25日にライブが行われることも告知されました。


10の前の曲紹介でアキノさんは、「この曲は夢に対する思いを込めて作った曲です」と紹介しました。毎回、いろいろな紹介を考えていて、それだけ大切な曲だということがよくわかります。


アンコールの11は、ライブではほぼ毎回歌われているものの、前回はリハのみだったので個人的には久しぶり(10月27日以来)に聴きました。やはり、英語の曲は、bless4の真骨頂です。


12の掛け合いでは最初、「あに」のあとのお客さんパートで「ぱ!」となるはずが、「お兄ちゃん!(「兄」とと勘違いしたようです(笑))」と叫んだお客さんがいて、4人ともずっこけましたが、次はきちんとキマり、今度は4人とも大変喜びました。


全てのアーティストさんのパフォーマンスを含めると、3時間半にも及ぶライブだったのにも関わらず、お客さんのノリもパワフル全快でした。会場を後にするお客さんからは、「カッコよかった〜!」「アキノさんの肺活量は、半端じゃないね〜」といった声が聞かれました。


終演後は、握手会とサイン会と撮影会がありました。アカシさんに、「今日は泊まるんですか?」と聞かれ、「ネットカフェに泊まってレポを書きます」と言うと、びっくりした顔で「ちゃんと寝て下さいね」と気遣って頂きました。そばで聞いていたアキノさんが聞き間違えたらしく、「ネコカフェですか?!」と言うと、カナサさんとアカシさんが「違う、違う、ネットカフェ!」と言い、アイキさんが「ネコカフェに一晩泊まるくらいなら、普通のホテルのほうが安いよ〜」とツッコミを入れていて、楽しかったです(笑)。


bless4の皆さん、スタッフの皆さん、他の出演者の皆さん、このライブを企画して頂きました302projectの皆さん、そして、お客さんの皆さん、楽しくて盛り上がったライブでした。ありがとうございました!


以上、「ネコカフェ」からお送りしました(笑)。


※今回、北陸地方の福井ライブを見たことで、西日本でのbless4ライブをすべて見たことになります*3

*1:出演者は、他に、リツカ、recog、真綾、*楓香*、妄想委員会、社畜ステーキの皆さん。

*2:柴田勝家お市の方が最期を迎えた北ノ庄城跡や、現在は福井県庁になっている福井城跡、郷土資料館を見て回りました。最初に行った北ノ庄城跡の資料館には、勝家とお市の方肖像画や、当時宣教師として日本を訪れていたルイス・フロイスの貴重な書簡集も展示してありました。

*3:東海は岐阜、近畿は大阪滋賀、中国は広島、四国は徳島、九州は小倉、沖縄は那覇で。欲を言えば、鳥取か島根など山陰地方でのライブもあればと思います。