ビートルズのオリジナルアルバムが9月にリマスターで!


EMIのHPによると、サ・ビートルズのイギリスでのオリジナルアルバム12作とアメリカ編集盤『Magical Mystery Tour』、及びシングルなどアルバム未収録曲集『Past Masters』(現行の分割2枚を、2枚1組にまとめたもの)の14作16枚が、初のデジタルリマスターで、今年9月9日に全世界同時発売されます!しかも嬉しいことに、現在は公式ではモノラルのみの初期4枚がステレオでリリースされます!
これらのCDには、CD-Extraとして、画像や動画も収録されます。また、ドキュメンタリーDVD付きのボックスセットも発売予定です(4/8現在価格未定。分割は、1枚が2,600円、2枚組3,700円)。

さらに、オリジナルはモノラルだった『Please Please Me』から『The Beatles』(いわゆるホワイトアルバム)までの10作とアルバム未収録曲が、ボックスセットの『The Beatles in Mono』(紙ジャケット)として発売されます(4/8現在価格未定)。しかも、現行のCDではリミックスされていた『Help!』『Rubber Soul』の、オリジナル・ステレオミックスがボーナストラックとして収録されます!!

これで、ビートルズの音源が、ようやく長年待ち望んだ形でCDとして発売されます!
今から、大変楽しみです。


※参考
BARKS
http://www.barks.jp/news/?id=1000048496
CDジャーナル
http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=23466
リッスンジャパン
https://listen.jp/store/musicnews_26554.htm


※1つ気付いたのは、モノラル盤が存在する『Yellow Submarine』は、今の所CDとして発売されないようです。これは多分、元々このアルバムがステレオで作られ、モノラル盤はそのステレオ盤を単にモノラルにリミックスしただけ(いわゆる「偽モノ(ニセモノ)」)だからかもしれません。*1

*1:例えば、「イエロー・サブマリン」のイントロ部分で、「♪In the town〜」の「In」からギターが入っているのがオリジナルのモノラル・バージョンなのに対して、このアルバムの収録バージョンは、ステレオ・バージョンと同じく「town」からギターが入っています。また、「愛こそはすべて」も、オリジナルのモノラルは2分57秒なのに対して、このアルバムでは2分48秒でステレオ・バージョンと同じ長さです