11/10bless4昭和女子大学大学祭ライブ


今日、bless4(AKINO with bless4)のライブを見に、昭和女子大学で行われた「秋桜(こすもす)祭」に行って来ました。東急田園都市線三軒茶屋駅から歩いて7分ほどの所にありました*1


会場に着くと、模擬店が立ち並んでいました。100円でわらび餅を売っていたので食べました。とても美味しかったです*2


開演20分前には、お客さんはほとんどいませんでしたが、何度かアナウンスがあって、10分前には、メインステージの前の背もたれの無いベンチには、かなりのお客さんがいました。


開演時間になり、4人が登場しました。衣装は、カナサさんが赤の上着に黒のパンツ、アキノさんが赤の上着に黒のスカート(髪がかなり長くて素敵でした)、アカシさんが上下黒、アイキさんが上が黒で下が赤紫のパンツを履いていました。アカシさん以外の3人は、上着の下に銀のスパンコールのシャツを着ていました。おおむね、8月26日の北九州REDライブの時と同じように思いましたが、後述のようにアキノさんが新たにデザインした衣装だったようです(bless4公式ブログAKINO公式ブログを参照)。


(リハーサル)
1.Genesis of Aquarion
2.創聖のアクエリオン


リハーサルでは、1は最後まで歌い、終わり部分での手拍子も2は1コーラスを歌いました。どちらの曲の後にも、大きな拍手が湧き起こったり、既に感嘆の声を上げていた女子学生のお客さんもいました。アキノさんが、「リハーサルなのに、皆さん、温かいですね〜」と、嬉しそうでした。その頃には、立ち見のお客さんも増えて来ました。


そして、本番になりました。まさか、1曲目があの曲から始まるとは…。まさに、度肝を抜かれました!


曲目(セットリスト):
1.パラドキシカル ZOO
2.Go Tight!
3.Stitch is Coming(アニメ『スティッチ』エンディングテーマ)
4.Around & Around
5.創聖のアクエリオン
6.123
7.君の神話〜アクエリオン第二章(1コーラス)
8.夢つむぎ
9.We Are bless4(「こす」「もす」バージョン)
(アンコール)
10.創聖のアクエリオン


bless4の曲としては最も高速な1から始まり、いきなり会場は興奮の渦に包まれました。「この曲、知っている〜!」と言いながら手拍子をしていたお客さんもいました。


そして、同じくアップテンポの2も全力のパフォーマンスで、大変盛り上がりました。後々のMCで、ドイツ帰りでまだ時差ぼけだと言うことを知りました。それにもかかわらず、パワフルなダンスに圧倒されました!


自己紹介のあと、アカシさんが次の曲を紹介しようとして、「は〜っ…」とため息をついて、「年を取るとつらいです」などと言うと、会場から笑いが起こりました。そして、3のサビでの両手を上げたり下げたりするフリを練習し*3、1回できちんと決まったので4人とも感心していました。アカシさんがその様子を見て、「怪しい集団みたいですね」と言うと、また笑いが起きましたが、実際歌が始まると、歌っている最中もお客さんがきちんとやっていたので、歌の合間に「素晴らしい!」と叫んでいました。


そして、4の前にサビのフリを練習しました。アイキさんが「女子学生が多いと、まとまるね」と言いました。もっとも、やっていないお客さんを見つけたアカシさんが「あっ、やっていない人が3人いたの、見〜ちゃった!横を向いてもダメです。あなだですよ(笑)」と、おどけて言い、そのまま歌に入りました。今回は、ウェーブはせずにサビでのフリだけでした。


5では、またお客さんに自己紹介をしてもらおうということで、「何が聴きたいですか?『世界に一つだけの花』でもいいですよ」と、アカシさんが冗談めいて言うと、また笑いが起きました*4


そして、お客さんのタイトルコールのあと、5が始まりました。イントロかが流れると、「キャ〜!」という歓声が起こりました。お客さんは自発的に手拍子をし、サビでは何と4連拍の手拍子をしました*5。個人的には、この4拍手拍子のリズムは好きですが、「ア・イ・シ・テ・ル」のフリが出来ないのが難点です。


その後のMCでカナサさんが、女子大学と言うことでアカシさんとアイキさんが張り切っていたと話し、アカシさんが「可愛くてきれいな人が多いですね」と、ほめていました。次に、アキノさんが今回の衣装を作ったものの、ドイツ帰りで5キロ太ったアカシさんの上着がきついという話しになりました。一方、アイキさんも5キロ太ったものの、この数日で運動して4キロ痩せたという話しをすると、お客さんから感心した声が起こりました。それを聴いたアカシさんは、「自分はそれ(体重)を維持したんですよ」と負け惜しみを言っていました(笑)。


次の6では、歌う前にお客さんに立ってもらって、サビのフリとジャンプを練習し、物販の大学側のスタッフの皆さんもジャンプしていました。曲が始まると、お客さんはきちんとジャンプしました。今回は、サビの部分でのハーモニーがひときわ綺麗に聴こえました。最後の「♪down〜」で、アイキさんが駄目押しのように「ダウン〜ヌッ!」と「n」の発音を強調していたのが印象的でした。


7の前に、「皆さんのおかげでオリコン3位になりました!」とアキノさんが言って、会場からも歓声が起きました。立ちっぱなしのお客さんを見て、「あっ、よかったら座ってもいいですよ」と言ったので、お客さんはまた座りました。この曲でも、イントロのオルガンが流れると、拍手と歓声が起きました。


歌い終わったアキノさんが、次の曲を紹介する時に、「皆さんには、いろいろな夢があると思います。うまく行かずに悩むこともあると思いますが、夢に向かっている時は、私達はキラキラ輝いているし、ほかの人たちにも良い影響を与えます。次の曲は、私達の夢を応援する曲です」と、新しいMCを披露しました。分かりやすくて、心に響くMCでした。曲が始まると、アカシさんがお客さんにウェーブを指示し、お客さんもそれに従いました。ほとんどのお客さんが、曲が終わっても続けていました。


短いアカペラの9の時、珍しくハーモニーがうまく行かなくて、アイキさんが「あれ?きょうだい喧嘩したわけでもないのに変だな」と言うと、アカシさんが「お客さんが調和しているから、自分達は調和していなくてもいいんじゃないの?」と言い、アイキさんが「そんなわけはないですよ」と、ツっ込んでいました。そして、本大学祭の名称でもある「秋桜祭」にちなんで、「こす」「もす」をで練習しました。最初はうまく行きませんでしたが、2度目にやった時に「もす」が英語風な発音みたいになったので、これで行こうということになりました。そして、本番ではかなりのアップテンポでしたが、大変うまく行きました。


「アンコール!」という呼びかけは無かったものの、お客さんの拍手のテンポが速くなって、再び4人が登場しました。アキノさんが、ステージ横の物販があることをお知らせし、アカシさんが「興味のない人も見て行って下さい。見るだけでなく、買って下さい」と言い、また笑いが起こりました。


リハ1か本番の5かをお客さんに選んでもらい、本当は本番ではまだ聴いていないリハ1を聴きたいとも思いましたが、圧倒的に5を希望したお客さんが多く、アキノさんが「サビで皆さんも歌って下さい」と言うと、イントロが流れ、再び拍手と歓声が起こりました。アキノさんがサビでマイクを向けると、お客さんもサビで一緒に歌い、先ほどよりもいっそうの盛り上がりで、ライブは無事に終わりました。感動のあまり泣いていたお客さんもいて、こちらももらい泣きをしそうでした。また、「嬉しい!あたし、(アキノさんと?)目が合っちゃったの〜」という制服姿のお客さんの声も聞こえました。


終演後は、前回の広国ライブの時と同じく、物販に多くのお客さんが詰め掛けました。『夢つむぎ』や『LOVE@Dimention』のCD、Tシャツ、プログラムなどを買い求めていました。僕は、『LOVE@Dimention』のCDを買いました。


そして、50回ごとの区切り回数達成後恒例の、このブログでライブレポをまとめてプリントアウトした物を渡しました*6。4人とも、とても喜んでくれました。この50回は、3年11ヶ月と今までで一番時間がかかりましたが、その分達成感もあります。震災があったり、生活環境が少し変わったりしましたが、これからも、出来る限りbless4を応援していきたいです。


bless4の皆さん、スタッフの皆さん、昭和女子大学の皆さんとお客さんの皆さん、ありがとうございました!


※このライブでは、珍しくbless4が1曲も本番で英語の曲を歌いませんでした(9の短いアカペラは除く)*7
※12月1日の、福井での「あにぱ!」が楽しみです。
※出口へ向かう途中、愛知県の新城からいらしていたお店がありました。卵と羊羹(ようかん)などを売っていて、僕は羊羹を買いました。飯田線が好きな僕としては懐かしかったです。

*1:関東でのライブは、9月29日の栃木ライブ以来。

*2:そう言えば、2009年11月2日の明大祭でのライブ後も、わらび餅を食べたことを思い出しました。

*3:先月6日の徳島ライブの時と同じ。

*4:それを受けたアイキさんが「bless4の曲じゃないけどね」と言いましたが、2007〜09年頃のbless4の重要なレパートリーの1つだったことは、忘れられません。

*5:この手拍子をサビで聴いたのは、2007年12月14日のAKINO from bless4シークレットライブ以来です。

*6:参加201回目の2008年12月10日から、251回目の先月10月26日の広国ライブまでのライブレポやテレビ出演の感想などを、このブログで書いた物。『With bless4 Vol.4:A Record of bless4 Live Performances』というタイトルです。50回分なのに、なぜか100ページ近くなりました(笑)。

*7:アニメフェスなどイベントでのコラボライブやラジオ出演は除く。僕が見たライブの中で英語の曲が歌われなかったのは、他に出演者がいて一定時間bless4が歌うライブでは2011年9月19日の蘇我ライブ以来、単独ライブでは同年7月16日の北海道赤平ライブ以来。