【改訂】ツイッターでリプを送る際の注意点(個人の意見)


(※このブログの筆者「Happystar」は「おけ梨」の別名です)


ツイッターでリプを送る時に、@マーク(以下「@」)を付けた人(たち)が、本当にリプを送る目的の人(たち)かどうか確認してからツイートボタンを押すべきである】


この文言は、千葉県船橋市の非公認キャラクターでもあり歌手でもある「ふなっしー」のツイッターTwitterアカウントをフォローしている皆さんのツイッター使用に関して、以前から気になっていたことです。まず、ふなっしーツイッターに関する説明をします(ご存知のかたは、次の段落は飛ばして下さい)。


ふなっしーは、ブレイク前の2012年頃からツイッターを始め、当初はフォロワーが2〜3000人程度でした。フォロワーであるファンとの交流を、リプを通じて楽しんでいたようです。ファンにユニークなあだ名をつけたり、悩み相談に答えたりしていました。そこに、2013年2月にテレビ出演して大ブレイクし、以後フォロワーが急激に増えました。その頃から、ふなっしーにあだ名やリプを求める人も増えました。


そして、あだ名やリプをもらった人がいると、仲の良いフォロワーさんが「リプで」お祝いメッセージを送ることが多くなりました。そのこと自体は全然問題ないのですが、問題は、【「@funassyi」をつけたままリプを送ってしまう】ことです。そのことで、ふなっしーの所に流れるリプは膨大な数になります。


確かに、ふなっしーにリプをもらうことは大変なことですし、もらった時の嬉しい気持ちもわかります。また、仲の良いフォロワーがそうなった時には興奮してお祝いメッセージを送りたくなる気持ちもわかりますが、その場合、【出来る限り「@funassyi」は外すか、フォローし合うほどの間柄ならDM(ダイレクトメッセージ)でお祝いメッセージ送るべきだと思います】(私は、なるべくそうして来ました)。なぜなら、ふなっしーに本当に大切なリプを送りたい人のツイートが埋もれる可能性が大変高いからです。


その後、ふなっしーのフォロワーが急増してからも、あだ名や自身の誕生日メッセージといった自分勝手なリプを要求したり、それを仲のいいフォロワーさんが煽るといった「@funassyi」への連投リプが無くなることはありませんでした。ふなっしー自身も、そのあまりのひどさに嫌気が差したのか、『ふなQ』の番組内で、暗に「じゅうたん爆撃」という表現をしたほどでした。フォロワー数が少ない時のふなっしーならまだしも、今や100万人に届く勢いのフォロワーがいるふなっしーに、しつこくリプを求めるのは控えるべきではないでしょうか(リプを期待しない質問や応援メッセージは、もちろん可能)。


さらに、このリプ問題を通じて感じたことがありまして、それが冒頭に述べたことです。ふなっしーに限らず、ツイッターを通してリプでやり取りをする場合、「@」後のアカウントが、そのリプを本当に送る相手かどうか、余計な人の「@」が無いかどうかを確かめてから送るよう一瞬でも注意すれば、より楽しくやり取りが出来ると思います。


と言うのも、リプでの会話に関係の無い人を巻き込んで迷惑をかけたり、名前を呼ばれていない人は寂しい思いをするかもしれないからです。また、当該の人同士以外の人にプライバシーが筒抜けになる恐れもあります。例えば、何かのイベントのために待ち合わせの打ち合わせをリプで行う場合などは注意しなければなりません(そういう時こそ、ダイレクトメッセージの機能を使うべきだと思います)。誰かがそのイベント情報を検索して関連するツイがヒットした時、行動計画が丸出しのリプによる会話を、その誰か見ず知らずの人が見てしまうこともあるので、もう少し警戒するべきではないでしょうか。また、例え鍵をかけたフォロワー同士の会話であっても、別のフォロワーからは会話が丸見えなので、極端な話し、悪意のある人に別アカウントでコピー&ぺーストでRTされて、秘密の内容がさらされる恐れもあります。


今一度繰り返しますが、【ツイッターでリプを送る時は、「@」は目的の人(たち)だけかどうか確認する】ことを、一人一人が心がけるべきだと思います。


いろいろなご意見があるかと思いますが、ツイッターを楽しむ上で重要なことだと思いましたので、この場をお借りして私個人の考えを述べました。


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「ぶぎぶぎふなっしー」チャート推移(毎週更新)


8月20日UNIVERSAL MUSIC JAPANから発売された、「ぶぎ ぶぎ ふなっしー♪〜ふなっしー公式テーマソング第二弾〜」のチャート推移を、チャートイン中はデイリー及び週間で追って行きます。
参考:オリコンランキング
オリコンyou大樹(有料)


【週間】
・9/1付週間シングルCDチャート:12位初登場(13,836枚)。
(デビュー曲は8位初登場で23,501枚、最終売上は44,042枚)


8/19〜25のデイリーランキングを見る。

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「ぶぎぶぎふなっしー」チャート推移(8/19〜25)


8月20日UNIVERSAL MUSIC JAPANから発売された、「ぶぎ ぶぎ ふなっしー♪〜ふなっしー公式テーマソング第二弾〜」のチャート推移を、チャートイン中はデイリー及び週間で追って行きます。
参考:オリコンランキング
オリコンyou大樹(有料)


【デイリー】
・8/19:8位初登場
※デビュー曲と同じ。
・8/20:9位
・8/21:15位
・8/22:13位
・8/23:19位
・8/24:16位
・8/25:21位


週間ランキングを見る。

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8/8bless4アニソン女子部ZEPP TOKYO


今日、AKINO with bless4が出演する「堀江美都子プロデュース アニソン女子部2014」に行ってきました。会場は、4年前に初めてこのイベントを観た時と同じZEPP TOKYOでした*1。これで、おととい昨日に続いて3日連続でAKINO with bless4のライブイベントに参加することになります!


出演者は、堀江さん(参考)のほか、次のようなメンバーでした(敬称略):
大杉久美子金月真美/Salia/三重野瞳米倉千尋/吉田仁美/AKINO with bless4/シンガーズ・ラボ・シスターズ(堀江さんのボーカルスクールの生徒男女2人ずつ4人)/平野文(ふみ)(初参加のスペシャルゲスト)

今回、「うる星やつら」のラムの声を演じた平野さんが出演するのも楽しみでした(参考)。


bless4は、以下の曲でパフォーマンスしました。基本的に、カナサさんとアキノさんは白の上下に装飾がついた衣装、アカシさんとアイキさんは薄茶色のジャケットに黒ズボンでした。


セットリスト*2


3.創聖のアクエリオン(1コーラス)(参考
7.ドラえもんのうた(参考)(平野さんを除く出演者全員)
(以上、オープニングメドレー)


13.君の神話〜アクエリオン第二章(1コーラス)(参考


(夏祭りのコントで)
19.ドラえもん音頭(大杉さんと平野さんとアカシさんとアイキさんを除く全員)
20.YOSAKOIソーラン節(同)


(休憩)

25.Let's Have A Party
26.アニ女ハモネプ(堀江美都子メドレー)(大杉さんと平野さんを除く全員):ハロー!サンディベル(参考)〜アクビ娘の歌(『ハクション大魔王』)(参考)〜キャンディ・キャンディ参考)〜花の子ルンルン参考)〜サザエさんのうた(火曜版)(参考)(各曲ともサビなど一部分ずつ)


31.Sing☆Girl☆Magic〜アニメで女子でいんじゃない!?〜(アニソン女子部
(アンコール)
32.A-motionアニソン女子部のテーマ〜(同)


3は、生バンドサウンドとアキノさんのボーカルに一体感がありました。短かったけれどダンスも堪能しました。7では、大杉さんを中央に全員が登場し、楽しそうに歌っていました。

13では、パワフルなダンスとボーカルに、清々しい気持ちになりました。

19では、他の出演者と共にカナサさんとアキノさんが藍色系の浴衣を着て登場し、軽く踊りました。各出演者が大杉さん扮する七夕の織姫様に願い事をするというコントで、2人は平野さんに、生「だっちゃ」を聴きたいとお願いしました。平野さんは、もちろん2つ返事でそれをし、会場は大変盛り上がりました。

20では、出演者がそれぞれカラフルなはちまきを頭に巻いて同色のはっぴを着て、縦横無尽に踊りまくりました。ライトが少し落とされていて、迫力があったのはもちろん、幻想的でさえありました。

休憩後の25では、お客さんを立たせてサビのフリをみんなでやりました。イントロの間の練習中に、アカシさんの「あ、まだやっていない人がいますね。やるまで帰れませんよ〜」のお約束も聴けて思わずニヤリとしました。

次の26は、bless4とも仲が良いINSPiの奥村伸二さんが指導をしました。歌の前に奥村さん自身が登場し、「ハモネプ」よりも倍の6分という長さになり、アレンジや練習が大変だったことをお話ししました*3。そして、歌が始まりました。アカシさんが低音部を、アイキさんがお馴染みのボイパ(ボイスパーカッション)で応援しました。「キャンディ・キャンディ」ではアキノさんがボーカルを取り、堀江さんは木琴の伴奏などを忠実に再現していました。どの曲も、10人のハーモニーが心地良く響きました。歌い終ると、全員で抱き合って感涙にむせんで喜んでいました。堀江さんによると、車座になって何度も辛い練習を繰り返したことを思い出し、本番が最高の出来だったので感無量になったとのことでした。思わず、こちらも涙が出そうでした。本当に見事なアカペラでした!

アンコールの32の前に、他の出演者と同じ青いTシャツを着たアイキさんが堀江さんに中央に呼ばれ、ボランティア活動のために2年間渡米するのでbless4としての活動をいったん休止するというアナウンスがされました。堀江さんは、「若い時にしか出来ないからね〜」と、エールを送っていました。


今回も、盛りだくさんでとても楽しかったです。bless4の皆さん、堀江さんや大杉さんや平野さんをはじめ出演者の皆さん、生バンドの皆さん、スタッフの皆さん、そして、お客さんの皆さん、素晴らしいライブをありがとうございました!

これにて、アイキさんの日本での公式のライブは最後になりますが、くれぐれも体に気をつけて活動して来て下さい。2年後の帰国を、心待ちにしています!


2004年5月30日の初参加から数えて、bless4ライブ観覧通算260回目達成です!(^_^)v


AKINO with bless4としては、9月20日のワンマンライブが楽しみです!


※さらには、フライングドッグ(ビクター)の公式HPによると、10月22日にTVアニメ『甘城ブリリアントパーク』のオープニングテーマ「エクストラ・マジック・アワー」と彼らオリジナル曲「Jet Coaster Ride」のカップリングでシングルが発売されます!こちらも、首を長くして待っています。


 

*1:このイベント自体は、2012年8月10日以来の開催です。

*2:なお曲順は、SRHSさん掲載のセットリストによります。

*3:ボーカリストとして歌えるからと言っても、アカペラはまた違った発声法だそうです。ちょうど、中華料理人がフランス料理を作るようなものだ、というお話しでした。

8/7bless4のAIKI's Farewell Party


昨日に続き、川崎市麻生区にあるbless4スタジオに行き、AKINO with bless4のイベントに参加して来ました。メンバーのアイキ(AIKI)さんが、2年間のボランティア活動に参加するために、今月に渡米するということで、そのお別れパーティーがありました。


今回は、輪になった椅子にお客さんが腰掛けました。大体、30人くらいのお客さんが集まりました。まずアカシさんが挨拶をして、その間にカナサさんとアキノ(AKINO)さんが、目隠しをしたアイキさんを部屋に連れて来ました。そして、目隠しを取る前に、予めお客さんがアイキさんのそばに寄り、目隠しを取った瞬間に「サプライズ!」と叫びました、アイキさんは、驚きながらも喜んでいました。


それから、グループに分かれてアイキさんの似顔絵を書いたり、「だるまさんが転んだ」や「ブラックマジック」などいろいろなゲームをしました。そしてバースデーケーキならぬ「フェアウェルケーキ」を使って、(消防法上使用不可の)ローソク代わりにお客さんがサイリウムを照らして、アイキさんがそれを息を吹きかけながら消して行く、という企画も楽しかったです。


最後には、ミニライブもありました。


セットリスト:
1.Let's Have A Party
2.I'll be back(AIKI dance)
3.SAYONARA


昨日に続き、4人がこの曲の振りをして、お客さんも座ったままでサビの部分を踊りました。2は、6月7日のワンマンライブで披露されたアイキさんのパワフルなダンスチューンです。3は、メロディーが切なくも前向きな歌詞の曲で、アキノさんのボーカルと3人のハーモニーがとてもきれいでした。


それが終わり、4人がお客さん一人一人と挨拶をし、パーティーは終わりました。アイキさん、くれぐれも体には気をつけて、無事に活動をして来て下さい!

bless4とスタッフの皆さんも、おつかれさまでした!ありがとうございました!

8/6bless4アスレチック・ミュージック&ミニライブ


今日、久々にAKINO with bless4のイベントに参加するために、かつて何度もマンスリーライブをやった、川崎市麻生区にあるbless4スタジオに行って来ました(正確には、隣室のダンスレッスンルーム)。

彼らは毎週水曜に、音楽と筋力トレーニングをミックスした教室を開催しています。今回、今月中にボランティア活動のために2年間渡米予定のアイキ(AIKI)さんが教える最後のクラスということで、特別に体験レッスンを受けるという趣旨でした。大体お客さんは、20人くらいでした。


初めに、「アスレチック・ミュージック5ヶ条」を皆で読み上げました。

1.inner beauty
2.I can do it!
3.Let's have a party(自分の殻を破ろう)
4.よろしくお願いします。
5.Thank you very much.


アカシさんが軽くストレッチをして、そのあとアイキさん、カナサさん、アキノ(AKINO)さんが代わる代わるダンスステップや発声法などを学びました。個人的には初めてやることで、結構ハードでしたが楽しかったです。「Let's Have A Party」のサビの振り付け指導もありました。


それが終わると、4人によるミニライブがありました。お客さんは、その場に座ってライブを観ました。


セットリスト:
1.創聖のアクエリオンAKINO
2.Let's Have A Party


カラオケのみでマイクはありませんでしたが、1ではアキノさんの伸びやかなボーカルを久々に堪能しました。そして、2では、先ほどの振り付けを4人がやり、最後にはお客さんも立ち上がって同じように踊り、大変盛り上がりました。

bless4の皆さん、スタッフの皆さん、ありがとうございました!明日7日は、いよいよアイキさんのお別れパーティーです。

【洋楽名曲】2014/8/3ベンチャーズ相模大野ライブ

今日、個人的には9年ぶりとなるザ・ベンチャーズのジャパンツアーを見に、神奈川県の相模女子大学グリーンホールに行って来ました。今年が結成55周年、1962年が初来日の彼らにとって今回は、何と68回目の来日公演だそうです!


公式HPによると、ベンチャーズが影響を与えたミュージシャンとして、ジョージ・ハリスンビートルズ*1エリック・クラプトンジェフ・ベックジミー・ペイジレッド・ツェッペリン)、ロジャー・グローヴァー(ディープ・パープル)、キース・ムーンザ・フー)などそうそうたる顔ぶれがいます。日本でも、寺内タケシ高中正義、Char、高見沢俊彦など名だたるミュージシャンが影響を受けています(敬称略)。


今回のメンバーは、ドン・ウィルソンさん(1933〜、リズム・ギター)、ジェリー・マギーさん(1937〜、リード・ギター、ベース)、ボブ・スポルディングさん(1947〜、ベース、リード・ギター)、リオン・テイラーさん(1955〜、ドラム)です*2


曲目(セットリスト)*3(オリジナル・アーティストは可能な限り表記)


1.パイプライン(シャンティズ)
2.10番街の殺人(ミュージカル『オン・ユア・トーズ』挿入曲)
3.ブラック・サンド・ビーチ(加山雄三
4.サマー・タイム・ブルース(エディ・コクラン
5.アウト・オブ・リミッツ(マーケッツ)
6.京都の恋渚ゆう子への提供曲)
7.ホール・ロッタ・シェイキン・ゴーイン・オン(陽気にやろうぜ)(ジェリー・リー・ルイス)〜ミーン・ウーマン・ブルース(エルヴィス・プレスリー)〜 ロング・トール・サリー(のっぽのサリー)(リトル・リチャード)(これらの曲を断片的に繰り返し)
8.イン・ザ・サマー・タイム(マンゴ・ジェリー)
9.テルスター(トルネイドース)
10.二人の銀座山内賢和泉雅子への提供曲)
11.夜空の星(加山雄三
12.グリーン・オニオンズ(ブッカー・T. & The MG's)
13.ペネトレイション(ピラミッズ)
14.ワイプ・アウト(サファリーズ)

(休憩)
15.雨の御堂筋欧陽菲菲への提供曲)〜京都慕情渚ゆう子への提供曲)
16.北国の青い空奥村チヨへの提供曲)
17.ジャンバラヤ(ハンク・ウィリアムズ)
18.クラシカル・ガス(メイソン・ウィリアムズ)(以上、アコースティック・コーナー)
19.ウォーク・ドント・ラン(急がば廻れ)(ジョニー・スミス)〜パーフィディア(アルベルト・ドミンゲス)〜木の葉の子守歌(バーニス・ベトキア)〜ウォーク・ドント・ラン
20.サーフ・ライダー
21.ザ・スウィッチ
22.サーフィンU.S.A.(ビーチ・ボーイズ
23.ゴー・ゴー・ウェイヴ(19〜23のリード・ギター:ボブさん)
24.ホワッド・アイ・セイ(レイ・チャールズ)(Vo:ジェリーさん)
25.朝日のあたる家(作者不詳のトラッド・フォーク。アニマルズの歌が有名)
26.ハワイ・ファイヴ・オー
27.ダイアモンド・ヘッド
(アンコール)
28.キャラバン (デューク・エリントン楽団)


オープニングの1から、お客さんが手拍子をして盛り上がりました。2は、この曲がリチャード・ロジャーズ*4作曲だと最近個人的にわかり、それで旋律が心地良いのかと納得し、益々この曲が気に入りました。ひと通りお馴染みの曲が続き、ボブさんが「ベンチャーズの、オリジナルサッキョク」と言って紹介した6を、ジェリーさんがシタールギターで弾きました。今回はありませんでしたが、ローリング・ストーンズの「黒くぬれ」とのメドレー・バージョンは最高です。


7では、ドンさんがノリノリのボーカルを披露しました。プレスリーばりの低音が良く通る声で、歌もうまくて驚きました。お馴染みの2曲のあと、再びベンチャーズ歌謡の10、そして3に続いて加山さんの11です(どちらも、ベンチャーズサウンドにマッチしていると思います)。休憩前の3曲も馴染み深い曲で、特に14では、リオンさんのドラムテクニックは迫力がありました。


「スコシキュウケイ」(ドンさん)のあと、アコースティック・コーナーになり、ボブさんもウッドベースを演奏しました。日本の風景を見事に描いた15や16を聴いていると、本当にその土地の情景が浮かんで来るから不思議です*5。カントリータッチの17も、この編成で聴くとバッチリ合うと感じました。18はジェリーさんの独壇場で、哀愁ある旋律と目まぐるしいテンポチェンジと変拍子が印象的です。


19〜23は、ボブさんがリード・ギターを担当しました(かつて、ボブ・ボーグルさんが担当でもありました)。その中で22は、今年発売のアルバムからです。意外にも、まだ取り上げていなかったようですが、もちろん、ベンチャーズのアレンジにピッタリです。23は今回の新曲で、夏の雰囲気がよく出ていたと思います。


さらに24では、ジェリーさんの歌声が聴けました!リード・ギターを弾きながら歌うのは大変だろうと思いましたが、なかなか味のある歌声だったと思います。曲の後半ではお客さんと掛け合いもあり、盛り上がりました。25では、「お約束」でジェリーさんが客席を少し回りました。よく、歩きながら弾けるものだと感心します。そして、26と27の名曲の後、アンコールになりました。


アンコールの前、お客さんが何人かステージに近付いて、4人にプレゼントを渡しました。これも、ベンチャーズライブの特徴です。


28では、やはり「お約束」でリオンさんの長いドラムソロがあります。そのテクニックたるや圧巻で、何度も拍手が起こりました。しかも、後半になってバスドラムとスネアの音が出るポータブルのドラム(大き目のポーチか飯ごうのようでした)を首からぶら下げてドラムソロを続けただけでなく、ステージから降りて客席の前のほうでお客さんにも叩かせていました。再びステージに上がると、やはり「お約束」でボブさんが抱えているベースをドラムスティックで叩くのですが、ポータブルドラムも叩きながらベースの弦も叩くという、大変器用なパフォーマンスでした。


もちろん、演奏終了後は拍手喝采で、どん帳が下りるまで、メンバーは客席に手を振っていました。


久しぶりのベンチャーズ公演は、本当に楽しかったです。また今回、ベンチャーズのオリジナルと思っていた曲が、実はカバーだったことも分かったので勉強になりました(アレンジのクオリティの高さを再認識しました)。ベンチャーズの皆さん、スタッフの皆さん、ありがとうございました!また、ぜひ聴かせて頂きます。9月までの日本ツアー、何とぞお元気で頑張って下さい!

*1:20世紀最高の音楽家集団と言われるビートルズも、最初はエレキバンドとして活動及びデビューしました。エレキバンドの先駆けとして活躍していたベンチャーズも影響を与えていたと言えるでしょう。

*2:1996年にドラムのメル・テイラーさんが63歳で、2009年には初代リード・ギター及びベースのボブ・ボーグルさんが75歳で他界しました。リオンさんはメルさんの息子で、スポルディングさんはサポートメンバーとして活動していました。また、2代目リード・ギター担当で、1999年以降の冬の公演は毎回来ていたノーキー・エドワードさんは、2012年の秋に病気で倒れて以降来日はしていませんが、今年の秋にソロで来日予定です。

*3:ファンサイト「ベンちゃん’s ア・ゴーゴー」参考。

*4:サウンド・オブ・ミュージック(「ドレミの歌」「エーデル・ワイス」などで有名)』『南太平洋』の作曲者。

*5:ちなみに15の「雨の御堂筋」は、私が生まれて初めて好きになった歌謡曲だったようです。