Dear Beatles府中


Dear Beatles 2007」を見に、府中の森芸時術劇場に行って来ました。
今回は、アルフィー坂崎幸之助さん、杉真理さん、伊豆田洋之さん、チューリップの上田雅利さん、Revolverのリッキーさん、風祭東(かざまつりあずま)さんといった、そうそうたるメンバーが出演しました。

まず、開演前に昨年のライブ音源から、1966年のビートルズ来日公演で歌われた曲が何曲か流れ、そのアンコールから始まる、という趣向でした。

1曲目の「Twist & Shout」からパワー全快でした。いつもはアコースティックギターを弾いている坂崎さんが、エレキギターを弾いている姿はとても珍しかったです(しかも、「Taxman]「Drive My Car」などでは、見事なギターソロも披露していました)。また、風祭さんがへフナ−のバイオリン型ベースをきちんと左手で弾いていたのも驚きました。

バンドコーナーのあと、アコースティック・コーナーになり、今回の出演者が椅子に座って、それぞれが選んだ曲を歌いました。風祭さんが「Girl」、杉さんが「Michell」、上田さんが「Norwegian Wood」、坂崎さんが12弦ギターで「You've Got To Hide Yor Love Away」、リッキーさんが「It's Only Love」、伊豆田さんが「I've Just Seen A Face」を歌いました。「Because」「Sun King」のハーモニーも圧巻でした。

再びバンドコーナーに戻って、「Back In The USSR」や「The Long And Winding Raod」「Long Tall Sally」「Slow Down」などが歌われました。「Slow Down」での上田さんのパワフルなボーカルは絶品でした。また、「The End」では、上田さんのドラムソロや杉さん、リッキーさん、坂崎さんの順番でのギターソロも聴かせてくれました。それぞれ、オリジナルと全然変わらない完璧なコピーで、さすがでした。ちなみに、今年杉さんはデビュー30周年ですが、上には上がいて、坂崎さんは33年、リッキーさんは34年、上田さんは35年と、改めて皆さんのキャリアの長さに敬服しました(伊豆田さんも23年、風祭さんも22年と、決して短くはありません)。

アンコールでは、「All You Need Is Love」「She Loves You」「A Hard Day's Night」が歌われました。
曲の間には、杉さんと坂崎さんの掛け合い漫才のようなトークもあって、とても楽しい2時間強のライブでした。

坂崎さん、杉さん、上田さん、伊豆田さん、リッキーさん、風祭さん、サポートの小泉信彦さん、関係者の皆さん、ありがとうございました!

※なお、この模様が、6月にNack5で放送予定とのことで、楽しみです。

※4月28日(土)には、鶯谷東京キネマ倶楽部で、今回の杉さん、伊豆田さん、上田さん、風祭さん、小泉さんに加え、松尾清憲さん、橋本哲さん、山本圭右さんから成るユニット「ピカデリーサーカス」のライブがあります。