8/13ワカバ原宿ルイードライブ

昨日は、カレッタのあと19時から、原宿のルイードで行われたワカバのライブCD『オストアンデル』発売記念のライブに行って来ました。18時頃の開場前に雷雨に見舞われ、ライブハウス近くの軒下で雨宿りしました。


セットリスト:
1.ふうりん  2.花火大会(CD未発売)3.夏時期(CD未発売) 4.ひるがお(CD未発売) 5.冒険 6.ハレルヤ(CD未発売) 7.旅日記 8.星(CD未発売) 9.酒の歌(新曲)(CD未発売) 10.お空(ピアノ:亀田大、ドラム:松井亮太) (バースデイ・サプライズ) 11.バース(CD未発売) 12.渚の夏恋(カレン)(新曲)(CD未発売) 13.素直な気持ち 14.大地のかみさま 15.夕立 16.WINNER(CD未発売) 17.もうちょい (アンコール)18.トートバック 19.大きな木になりたい  (再アンコール)20.夢光(むこう)へ(CD未発売)


衣装は、1〜6曲目までが甚平、7曲目以降は、亀田さんが白、松井さんが黒のタンクトップにジーンズでした。オープニングで、ビールの栓を開けてゴクゴク飲んで「くーっ!夏はやっぱりビールだね〜」という、亀田さんらしきナレーションが流れ、蝉の効果音のなか、「♪せみの鳴く声もおさまり〜」と言う歌詞の「ふうりん」から、 夏をテーマにした曲が続きました。特に、ノリのいい「夏時期」が、ほぼ1年ぶりに聴けてよかったです。「♪涼しげに、アイスを食べる男の子」という歌詞が印象深く、中間部の「♪今日も一日〜」で聴かれる「F-Em-Am-F-Fm-Dm-G」というコード進行がとても心地いいです。

「ハレルヤ」のあと、作詞担当の塚本伸男さんからのビデオメッセージが流されました。「このCDには、僕の声は全然入っていないので、僕だけのCDを出す予定です」と言った後、インタビュアーに「出ないですよ」と言われて「あっ、そういう話しは無いそうです」と、真面目な顔で言っていたのが滑稽でした。また、最近は空手に凝っていて、次のライブでは披露予定(?)とのことでした。

今回は、いろいろな企画がありました。まず、新曲が2曲披露されました。亀田さんの作による「酒の歌」は、酒を飲みすぎて二日酔いになり、恋人にふられるといういかにも酒好きな亀田さんらしいユニークで、それでいてマイナーでハネるようなリズムでした。また、松井さん作の「渚の夏恋(カレン)」は、タイトルの「夏恋」を「カレン」と読ませるセンスが光ります。夏の海岸での情景を歌ったもので、二人のハモリもきれいな爽やかなアップテンポ気味の曲でした。

そして、何と言っても今回の目玉は、「お空」を亀田さんがピアノ、松井さんがドラムで演奏したことでした。特に亀田さんは弾き語りなので、緊張した様子でしたが、一生懸命練習した成果がよく出ていました。また、松井さんのドラムはリズムキープが正確で、フィルインもサマになっていました。2人とも、練習すればさらに上手くなるだろうと思いました。今後も、このようなことをやって欲しいです。また、この曲の時、ピアノを弾くために座った亀田さんが見えない後ろのお客さんのために、前のほうのお客さんが座ったということもあり、ファンの皆さんの優しさが感じられて心が温まりました。

その後、次の曲に行こうとしたら突然真っ暗になり、松井さんが「Happy birthday!」を歌い始め、お客さんが予め入場の時渡されたクラッカーを鳴らし、12日に誕生日を迎えた亀田さんを祝いました。「亀ちゃん、おめでとう!」という声も飛び、何も知らされていなかった亀田さんは感動した様子でした。そのあとに続く誕生日の曲「バース」も、さらに感動的でした。

途中のMCでは、今回発売されたライブアルバム『オストアンデル』の意味を教えてくれました。それは、押すとアンコが出るというまんじゅうに例え、「このCDには、今までの思い出がアンコのように詰まっているので、このタイトルにしました」と松井さんが語っていて、とても納得しました。

アンコール前最後の「もうちょい」では、リズムマシーンを鳴らしながら歌ったり、松井さんが「ソレ!ソレ!ソレ!ソレ!」などと掛け声をかけたり、皆でジャンプをするなど、いつもと違った「もうちょい」が聴けて得をした気分でした。

それが終わってアンコールを呼びかける時、お客さんが「トートバック」の「♪ラ〜ラ〜ラ〜」の部分を歌って促したり、アンコールのあと、さらにアンコールを呼びかけ、ワカバの2人が応えてくれるなど、アットホームな雰囲気の中、2時間に及ぶ充実したライブは終わりました(これで3,000円は、安すぎると思いました)。

アーティストとして、常に成長しようと努力を続けるワカバに、改めて感動しました。
これからも、ますます頑張れ、ワカバ!\(^o^)/