12/15峠恵子さんカレッタ汐留カーペンターズカバーライブ


いつもは、bless4のライブをよく見に来る、カレッタ汐留で、峠恵子さんによるカーペンターズのカバーライブを見て来ました。9年ほど前に、ものまね番組で「青春の輝き」を歌っているところを見たことがありました。その時峠さんが、リチャード・カーペンターから、「カレンの生まれ変わりだ」と絶賛されたことを知りました。
このライブでは、アコースティックギターとピアノの方がバックで演奏をしました。


セットリスト:
1.Yesterday Once More 
2.Close To You 
3.Superstar 
4.Top Of The World 
5.The Christmas Song 
6.I Need To Be In Love(青春の輝き) 
7.What A Wonderful World(素晴らしきこの世界) 
8.Jambalaya 
9.When You Wish Upon A Star(星に願いを)


いきなり1から名曲でした。本当にカレンの声に似ていて、歌い出しからゾクゾクしました。MCでは、結構気風のいい姉御のような元気な方でした。4や8では、タンバリンを手にして、手拍子を求めながら歌うなど、活動的な感じでした。

また、冒険家としても活躍しており、ニューギニアまで何日もかけてヨットで行き、そこの断崖絶壁を登ったり、太平洋戦争中の旧日本兵の遺骨を探したりという興味深い話しも聞けました。そのことを本にまとめた『ニューギニア水平断崖絶壁登頂』を、10冊持って来たので、ライブ後に販売するとのことでした。

5を歌う前に、「嫌な事件が続いていますが、クリスマスの日だけは、世界中の人たちが幸せになっていい日だと思います」と言い、優しく歌い始めると、一足早いクリスマス気分に浸れました。

6は、最後のサビの繰り返しで思わず涙が出て来ました。歌が終わって、生前のカレンが一番大好きだったということもあって、「これからも大切に歌っていきたいです」という言葉が印象的でした。「サッチモ」こと、ルイ・アームストロングの代表曲でもある7も素晴らしかったです。最後の9では、「皆さんの夢が叶いますように!」と力強く叫び、ライブは終わりました。本当に、カレンが生きていたら、こういう感じで歌っただろうな、と思うとまた感慨もひとしおです。

バックを務めたお2人も、本当にうまかったです。いくつかの曲では、間奏にソロを取って拍手を浴びていました。最近知り合ったばかりなのに、10年来の仲であるかのような息がピッタリとした演奏でした。なお、ピアノ担当の方は、峠さんの大学の先輩だという興味深い話しも出ました。

最初はあまりいなかったお客さんも、最後のほうでは結構増えて、5〜60人くらいは見ていたと思います。ライブ後は、先ほど峠さんが紹介していた本を買いました(630円)。その時、売っていたスタッフの方に、「涙が出るほど素晴らしいライブでした」伝えておきました。本も、またたくまに売れました。

寒い中、素晴らしいパフォーマンスを見せて頂いた峠恵子さん、バック演奏のお2人、スタッフの皆さん、ありがとうございました!今後も、ご活躍を期待します。