3/25SweetSほか六本木ベルファーレライブ

今まで一度も行ったことのない、あの六本木のベルファーレに、SweetS見たさに行って来ました(笑)。「PIA SUPER LIVE」というイベントで、5人のほかに、今を時めく大塚愛さん、工藤舞さんを中心とするプロジェクトであるRuppina、嘉陽(かよう)愛子さんが出ました。

SweetSは、トップバッターでした。ラクーアや『a-nation』などでも見せた時と同じく、「SweetSのテーマ」(?)に載せて、例の1分程度の短い踊りの後、「Strawberry」が歌われました。なお、セットリストは以下の通りです。

LolitA☆Strawberry In Summer
・Tear "Lemon" Drop
・Love★Raspberry Juice
Love like candy floss
・Never ending story

5人の衣裳は、綾ちゃんは、右肩を出した半袖の黒の上着、舞ちゃんは黒字に白い模様の入ったノースリーブ、他の3人が白を貴重とした体操などトレーニングで着るような半袖でした。髪型は、亜季ちゃんが鶏の鶏冠のような(もしくは、1986年に石川さゆりさんが「天城越え」を歌ったときにかぶった物のような)度肝を抜くような髪型でした(笑)。綾ちゃんがツインのポニーテールで、春奈ちゃんがシングルテール、美織ちゃんはストレートのおろし髪に、あえて枝毛(?)を散りばめたスタイル(少し切ったようでした)、舞ちゃんは、以前どこかで見た時のようなストレートでもなくドレッドでもないその中間のような髪型でした。

歌が始まって、何かいつもの5人とは印象が違いました。なぜか、しばらく考えて気付きました。そして、わかりました!
「5人全員黒髪、キタ━━━(゜∀゜)━━━!!」

そうです!いつも染髪している綾ちゃん、春奈ちゃん、舞ちゃんの髪が黒かったのです(ひょっとしたら栗色だったかもしれませんが、後で登場した大塚愛さんなどのような明らかな染髪ではありませんでした)。ですから最初、舞ちゃんが本人でないと思ったくらいです。今まで僕は、春奈ちゃんなどは、染髪しているから大人っぽく見えたのだろう、と思っていました。ところが、黒髪の3人を含めた5人は、いっそう大人っぽく見えました!初めて見た人は、実年齢を聞いたら冗談と思うでしょう。大変、衝撃的でした。ビートルズで言えば、1967年の『Sgt. Peppre's Lonely Hearts Club Band』で、それまでアイドルだった4人が全員ひげを生やして、ビジュアルで衝撃を与えたことに匹敵します。

そしてもう一つ、衝撃的なビジュアルの変化が…。なんと、
「ヘソ出し美織ちゃんキタ━━━(☆∀☆)━━━!!」
そうです!一番年下で、ほのぼの妹系でお姫様タイプのあの美織ちゃんが、何とも大胆に、ヘソ出し衣裳でした(しかも、美織ちゃんだけ)。多分、やるとしたら春奈ちゃんあたりがやるのでは、とは思っていましたが、まさか美織ちゃんが…。もちろん、可愛かったことは言うまでもありません。(*^^*)

2曲目は、油断するといつも涙が出て来る「Tear〜」でしたので、パート割や振り付けの確認をしながら聴きました(それでも、やはり曲が終わると目にうっすら涙が浮かんで来ました。笑)。振り付けに関しては、サビの部分で「♪Eye to eye」の時、体を少し右に傾け、右足を軽く曲げて左足を伸ばして、右手を目の前でヒラヒラさせていたのが印象的でした。パート割では、曲の一番最後の最後で、「Teardrop」という言葉が3回繰り返される部分がありますが、それが「春奈ちゃん→亜季ちゃん→美織ちゃん」の順番に歌い継がれていることが新たにわかりました。

そして、ヒットシングル2曲が続きます。「Raspberry」は、いつものように「♪ガラスの〜」から始まりましたが、いつもテレビなどで聞かれるボーカル入りのカラオケではなく、完全なカラオケでしたので、ダブルボーカルにならず、綾ちゃん達のボーカルのみを楽しめました。また、「綿菓子」では、間奏のあの流れるような流麗な振り付けが披露され、とても嬉しかったです。PJなどで見せた、あの極度の緊張は今夜はほとんどなく、安心して聴いていられました。

そうこうしているうちに、最後の「Never ending story」になって、「あれ、もう終わり?」と拍子抜けしそうでしたが、5人は最後まで一生懸命歌ってくれました。トークはほとんどなく、亜季ちゃんが曲の紹介や最後の曲紹介で何か言ってから「よろしくお願いします!」ということくらいでした。トークイベントとは、ガラリと違った「アーティスト」SweetSの歌声を堪能出来ました。

その歌声を聴いていて、またも衝撃を受けました。以前から、2トップの綾ちゃんと春奈ちゃんはパワフルで表現力のあるボーカリストであることは感じていましたが、今回のライブでは、他の3人もかなりパワフルな歌声でした。ユニゾンで歌った時は、マイクがいらないくらい力強くて大変驚きました。「この3人って、こんなにパワフルだったっけ?」と、思いました。これに、表現力が加われば、一人一人がリードを取れる個性的なボーカル・グループにもなりえます。例えば今後、他の4人がコーラスをつけたソロ曲を収録したアルバムを出す、という企画もいけるかもしれません。

今回も、大変充実した時を過ごせました。果たして、黒髪は一時的なものか、今後もこのスタイルで行くのか、次は誰がヘソを出すのか(笑)、といったビジュアル面での楽しみと共に、アーティストとしてどこまで成長するのか、いっそう楽しみが増えました。

最後、下の観覧フロアから見上げると、そこに2階の廊下から帰って行く5人の影があり、お客さんは名残惜しそうに見送っていました。

今回の素晴らしいパフォーマンスを見せてくれたSweetSの皆さん、ありがとう!そして、今後の成長に、乾杯〜!\(^o^)/