8/30旗照夫さん&bless4ディナーショー


今日、お台場にある日航ホテル東京で行われた、旗照夫さんとbless4のディナーショー「Music of My Heart〜Summer Snow」に行って来ました。ディナーショー自体が初めてなので、それなりの格好をしていったものの、服装で断られないかと心配しましたが、大丈夫でした。会場に入ると、既に多くのお客さんが思い思いにバイキング(ビュッフェ)を楽しんでいました。席はあらかじめ決まっていて、ステージに向かって右側の、割合前のほうに座れました。

旗さんとbless4は、去年10月25日放送の『魅惑のスタンダードポップス』で共演しました。その時、旗さんがbless4にご挨拶にいらして恐縮したと、アカシさんは言いました。とにかくその共演がきっかけで意気投合し、今回のディナーショーが実現したとのことです。

旗さんのステージが一段落したところで、bless4のパフォーマンスが始まりました。アカシさんとアイキさんは、白の上下に茶色のベスト、カナサさんとアキノ(AKINO)さんは、白中心の衣装でした(AKINOブログ参照)。


曲目(セットリスト。bless4関係分)
1.Genesis of Aquarion
2.涙そうそう(オリジナル:森山良子)
3.川の流れのように(オリジナル:美空ひばり
4.夢つむぎ
(休憩)(以下、旗さんと)
5.テネシー・ワルツ(オリジナル:パティ・ペイジ)
6.イエスタディ・ワンス・モア(オリジナル:カーペンターズ
7.最初から今まで(オリジナル:Ryu)
(アンコール)
8.ハッシャ・バイ(ダニー・トーマス、ビング・クロスビー、キャロル・スローンなど多数)
9.さよならさよなら(オリジナル:坂本九


まず、bless4単独の1〜4は、珍しく全部スローバラードでした*1。お客さんの年齢層を考慮したのかもしれませんが、1曲くらいはアップテンポの曲があっても良かったと思いました。それでも、お客さんは皆聴き入っていました。特に3は歌い込んでいて、段々bless4のレパートリーらしくなって来ました*2

その3の紹介の前にアカシさんが、「この曲は、誰でも知っています」と言い、2で歌った「『涙そうそう』です」と紹介すると、他の3人から「違うよ〜!」と突っ込まれて、「すみません、緊張しているので間違えました」と苦笑いをしていました。その様子を、旗さんが微笑ましくご覧になっていました。

休憩が終わり、旗さんが3曲歌うと、いよいよコラボレーションになりました。何と、旗さんの伴奏をされていたピアノ、ウッドベース、ドラムのお3人がバックでした!『魅惑の〜』でも歌われた5は、まるで昔から旗さんと一緒に歌っていたかのような、一体感がありました。

さらに、今までのbless4ライブではまず歌われなかった6と7では、思わず体がのけぞるくらい感動しました。特に6は、大好きなカーペンターズの曲で、同じきょうだいグループの曲として、bless4が歌ったことに意義があると思います。ドラマ『冬のソナタ』主題歌でもある7は、何と原語の韓国語で歌いました。アイキさんが2コーラス目の歌い出した時には、そのセクシーなボーカルに、背筋がゾクゾクして興奮しました。個人的には、この2曲は歌い込んでレパートリーにして欲しいです。

アンコールのうち最初の8は、旗さんの1954年のデビュー曲です。軽快ながら哀愁に満ちた曲で、ダーク・ダックスがバックコーラスを担当した極でもあります。bless4のコーラスは、厚みがあって曲の良さがよりいっそう引き立っていました。9は、25年前に不慮の死を遂げた坂本九さんの曲です。曲の後半でbless4が加わり、コーラスのみならずボーカルでも盛り立て、ショーの最後を飾るにふさわしかったです。

旗さんは、bless4のことを大変誉めておられました。「彼らは、うまく見せようとか、聴かせようという計算高い歌い方ではなく、本当に素直に、感じたままに歌うところがいいんですよ〜」と仰っておられて、まさにその通りだと思います。

旗さん、bless4の皆さん、会場をはじめスタッフの皆さん、そしてお客さん、ありがとうございました(料理も極上の味でした)!また機会があれば、ぜひ旗さんとのディナーショーが実現して欲しいです。

※なお、旗さんに関しては、「気軽に歌謡曲&昭和名曲」に書きました。

*1:創聖のアクエリオン」を歌わないというのも珍しいです。

*2:11月3日発売のニューアルバム収録予定です。